自粛中でやる事ないからってしつこいほど書いているゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2の事だけど、今日もやっぱヒマなので懲りずに3回目のインプレッション レビューへ突入開始!

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人って気に入って買ったものでもしばらく使ってると細かいところが気になるものだ。
自粛中のガマンウィークで楽しんでるMOMENTUM True Wireless 2も例外ではない。
◯×含めて色々書いておこうと思う。

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高級感あるね

バッテリー残量表示について。

AirPodsだと電池残量がiPhoneにパーセント表示で出るんだけど、MTWS2だとそんなもの出なくてインジケータの色だけの大雑把な表示だから判断できない。
極端に言うと充電残量が「あるか/ないか」しか分からないんだよね。
これは充電ケース側も同じ。
今は購入したばかりで残量気にしてるからいいけど、日常になったら困るだろうな。
パーセントは無理にしたって、せめてアプリ側でハイ/ミディアム/ローくらいは知らせて欲しいもんだ。

あ、そうそう、余談だけどMTWS2買う事になった原因でもある、AirPodsの電池持ちが5分もない件、Appleサポートにチャットで聞いてみたら、両方交換で18000円程度掛かるみたいだから、それだったら新しいの買うわと思って諦めた。
前からの事だけど今時のガジェット品はそうそう壊れないけど、バッテリーNGの時点が寿命って事だね。機能的に何も不満もないのにバッテリーの持ちで買い替えになっちゃうのは非常に残念だしエコじゃないと思うからバッテリーの進化を望むところ。

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フタを開けると誇らしげなロゴ

マイク性能について。

少なくとも電話では聞き取りにくくはないみたいだけど、Youtubeとか見てるとWeb会議なんかでMTWS2だけやたらと篭った音聞かせてたみたいだね。
ゼンハイザーとしてもマイクでの集音はプロだと思うし、ここのところのアップデートは音声改善が続いてる様に音響屋さんのゼンハイザーとしてはANC性能よりもむしろ本職のマイクの音声性能上げたいとこなんだろうな。

装着感について。

この前も書いたけどカナル型の場合、音質は耳への装着の仕方で全く違ってくる。
このイヤホンは低音が、、、こっちのイヤホンは高音の煌めきが!、、、とか言ってる場合じゃないくらいに、間違った装着してるとどれだけ高価なイヤホンでも貧弱な音質のイヤホンになっちゃうんだから怖い。

色々装着の深度とか方向試してるけど、深く入れれば良いってもんじゃない事は分かってきたかもだけど、どの向きにどのくらいの深度で入れれば良いのかがハッキリと掴めていない。
今のところはこのくらいかなぁ(斜め上方向からの真っ直ぐにとか?笑)、、、って感じでとりあえず装着して、しばらくして音聴きながら微調整してる。
ひょっとすると自分の耳は人と違っていて、耳の外耳道はクランクだったりS字カーブ描いてるの!?とかって思っちゃうよ。

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バッテリーについて。

きっちり測ってはいないんだけれど、だいたい6時間程度で切れる事が多い。
ノイキャンはONでの話。
まぁ、十分なんだけど、実測値であと2時間くらいもってくれれば言う事なしだったかな。
カタログスペック的に10時間で実質8時間ってな具合に。

ANC機能について。

何度かここにも感想書いた(1回目 2回目)けど、印象は変わっていない。
少なくとも家の中だとノイキャンONしてるのかOFF状態なのか聴き分けがつかないくらいANCは弱い。
ボク的にはゼンハイザーの今後に期待はしながらも現状はこれで納得している。
ただ他のメーカーの評判を知っている身として一般的に言うとこれでANC機能搭載を言っちゃいけないレベルだと思う。

ゼンハイザーだから叩かれる程の文句は出ないけど、パナソニックやソニーがこの程度のANC出したら叩かれるだろうなと思う。
電動アシスト自転車みたいに自分でペダルは漕がないとダメだよ、モーターはアシストしてるだけだからって感じで、MTWS2もアクティブなノイキャン”アシスト付き“パッシブノイキャン機能搭載イヤホンって程度かな。
いや、MTWS2をディスってるわけじゃないよ、ボクはこのパッシブ/アクティブ性能を統合したノイキャンで満足してて、あくまで一般的に言うとって事だから。

でもゼンハイザー も「音質向上のため外側マイクのフィードフォワードだけで内側マイクを利用するフィードバックは使ってません。だからANCオフでもオンでも音質変わらないでしょ、音質優先なんですよ、よくできてるでしょ!」って言う(ほぼ想像だけど)のはちょっと違うと思うよ。
ANC付いてたら当然オンにして使う(ANCオン時の音質優先)と思うし、圧迫感が気になるならANCの強度調整できる様にすれば良いだけの話だから。
あ、またディスってる様になっちゃってるね、違うからね。

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操作性について。

MTWS2はイヤホンをタップすることで音楽再生の殆どの事が実行可能となっている。
そしてこのタップ操作、結構具合がいい。
まず、誤操作がない。
まだ自分の耳のどの辺りにイヤホンのタップ部分が位置しているのかがハッキリしない状態だから空振ったりイヤホンの端っこタップしたりでボクのヒューマンエラーはあるんだけど、タップ出来たらMTWS2はキチンと動作要求に答えてくれている。
今のところ失敗はない。

しかも、タップする毎にピッ!とかポッ!とかパッ!とかって音が鳴り、動作を受け付けた事が分かる仕組みで、これが単純だけど分かりやすい。
ボクのソニーのヘッドホンだと音声で応答する場面があり、その間も音楽は小さくなってそのまま流れているのでヘッドホンからの応答音声が終わるまで聴き逃してしまう。
MTWS2はピッポッパッで音楽に一瞬重なるだけだから不快な聴き逃しはない。
とても操作性は良いと感じている。

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今の音質について。

エイジングは20時間は優に超えていて10時間超えてからの確かな変化はつかめてないんだけど、先にも書いた様に装着方法までもが絡んじゃってMTWS2の実力なのか、はたまた単に装着の仕方が悪いのかが切り分け出きないでいる。

まぁ、総じてイヤホンとしての当初の期待値よりも低音域はとても豊かで高音域の煌めきもあるし弦を弾く時のツブツブ感もあるしで、まるでヘッドホンの様にマッタリした没入感もあるってところかな。
上を見たらキリがないだろうし、音質ヒエラルキーとしてこのMTWS2がイヤホン全体のどの位置にいるのかは分からないけれどボクは満足はしている。

少なくともGW中に“ぼーっ“とベランダのベンチに座ってアイスコーヒー飲んで、何も考えずにノンビリ出来るくらいの実力は持ってる。
こう言うマッタリ時はつくづくMTWS2がモニターライクじゃなくてリスニング系で良かったと思うよ。
今はこんなご時世で音楽までも分析官にはなりたくないからね。

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さて、MOMENTUM True Wireless 2のインプレッションレビューはこんなもんかな。
都内住みとしては自粛が5月末まで延長されちゃって、テレワークがまだまだ続くのかと思うとうんざりなんだけど、かと言って確率的に感染させてしまう(その逆も)恐れがあるのでスッキリといつも通りに戻るのも怖いしで、もう前後ふさがれちゃった感があり少し憂鬱。
マイク性能は良くないってウワサのMTWS2だけど、今度Web会議で試してみようかと思う。

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