チャリ系アパレルを知るべし2

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次に出会ったのが「Rapha」というブランド。
今、ボクのメインとなっているロンドンのメーカーである。

ここのはまず自転車ありきであり、ストイックなライディングありきなのだ。
バックグラウンドに垣間見られるのはロードレース。
例えばイタリアのロードレースであるジロ・デ・イタリアである。
スポンサーはガゼッタ・デッロ・スポルトの発行元。
ここんちの新聞は紙面がピンク色!だったため総合優勝者に与えられるジャージはピンク色のマリア・ローザ

そして、こともあろうかRaphaはこのピンクの色使いがとても上品で上手い!
ジロにはインスピレーションを受けた事もあったのだろう
こんなところもRaphaとロードレースが切っても切れないもののように感じるところで、Raphaのフィルターを通すとジャージの背中に付いてしまった「泥」さえも清く美しく感じるのである。

そんな中でのRaphaアパレル。
しかし、そのベースには大人な香りがいっぱいする。
時と場合によればそれは淫靡な感じさえする。
なんたって真っ黒なジャージやキャップにRapha Pinkが差してあったりするのだから。
だから「narifuri」とは違い、若過ぎる人には着こなせないかも知れない。
だって想像しても、20代や30代の男の子がピンクの洋服着たら、そりゃホントにピンクなだけの洋服になっちゃうし(笑)

前回のnarifuriに続いて一言で表すなら「Raphaは自転車乗りの正装である」
昔からのロードレースを感じられるスポーティでシンプルでクラシカルで、しかして優雅であり、美しくどことなく儚い。
これまたボクの勝手なイメージのRaphaにピッタリのキャッチだと思う。

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