Apple Watch Series 7購入したんだけど、今まで敬遠気味だったHERMESエディションを選んだわけ

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ボクはApple Watch Series 2(2016年)からのApple Watchユーザーで、その2年後にApple Watch Series 4(2018年)に買い換えて使用してきて今回3年ぶりにSeries 7に買い換えてみた。
Series2から数えて5年経過したわけだけど、Series2からすると「凄い進化したねApple Watchくん」って感じがした。

もうリボンだけでヤられる

そもそもiPhoneやiPadなど機器の買い替えタイミングとしては既存製品が使用に耐えなくなってきたとか、新製品のパフォーマンスが魅力とか、ちょうどタイミング的にとか、人によって理由は様々だろうと思うけど、今回のボクの場合はSeries4に難があったわけではなくて、バッテリー容量だってまだ85%で一日中使用して40%は残高あるし、特別に動作が遅くてイライラすると言う事もなかったんだけど、ボクにとって来年は人生でも記念すべき特別な年にもなるので、今回タイミングを見て記念品としてSeries7のエルメスモデルに買い替えちゃった。

Series4のユーザー視点から考えた変更点としてはこんなもんだと思う。
・ディスプレイの常時点灯
・ケースの大型化(縦だけ1mm長く)*
・ディスプレイの大型化(狭額縁化)*
・チップの進化
・センサー類の追加
・超高速充電*
・容量の増加
・防塵性能*
・耐亀裂性能耐亀裂性能*
・コンパス
・常時計測の高度計
・U1チップ搭載
(*印はSeries6でも進化しているポイント)

エルメスモデルはとにかく箱が豪華でオレンジが目に痛い

世の中のレビュー見てるとSeries6からのマイナーチェンジだと言う声が大半を占めているんだけど、ボクはケースが大きくなり、ディスプレーが大きくなったんだからメジャーバージョンアップだと思っている。
Series3からSeries4で画面が大きくなって皆んなこぞって買ったじゃない 笑
iPhoneがこんな進化したら13どころじゃない大ニュースになるだろうしね。
だいたい筐体サイズがアップするなんて大きい出来事じゃないのかな。
まぁ確かにSeries2の時みたいにSuicaが搭載されるほどのビッグニュースではないけれど。

ユーザが最初に目にする同期している画面だけど、ここがエルメスオレンジなのもこのモデルだけの特徴

さっき書いたように今回自身への記念品として購入したSeries7はApple Watch HERMES エディションだ。
今まではボクとしては金額の問題(高いよね)はもちろんのこと、ちょっと違和感めいたものがあって正直なところApple Watch HERMESは避けてきたところがある。

値段についてはアルミのApple Watchが5万で HERMESモデルだと3倍の15万だと!と。
iPhoneのように無印とPro版の様に機能差があるわけでもなく HERMESって名があるだけでだ。

違和感についてはハイブランドの エルメスがAppleとコラボして時計を出すってとこ。
名前だけ貸して値段アップなんですね、と。
いいように使われちゃってますよ、エルメスさん的に。
そんな違和感。

ボクは機械式の時計も大好き(Apple Watchにしてから興味大減してるが)なんだけど、そもそも時計って宝飾品であり実用品でありファッションでもあって、スマホの待ち受け画面のようにその人を印象付けるようなアイコンめいたものであると思っている。
そこに名前だけのダブルネームでお高い値段にしてどうなの?って。
まぁそんな考えで敬遠していたのだ。

左のバンドがエトゥープで右がブルー・ラン

んで、なんで今回は HERMESエディションに踏み切ったかというと、よくよく考えたらHERMESで発売されている時計だってムーブメントは外注してる(一部を除いて)わけだし、宝飾ブランドの優であるブルガリだってジラールペルゴのを使っている(ボクのスクーバクロノがそうだった)し、自社のムーブメントだけで構成しているメーカーなんてごく僅かなもんだ。
ましてやスマホ連動のスマートウォッチのチップやソフトをHERMESが自社で作れるわけもなく、ムーブメントをチップセットやOSに置き換えれば、今まではスイスの時計メーカーから提供されていたのがアメリカのIT企業に変わっただけで異端な事でもないってわけだ。

3倍の値段については HERMESエディションはステンレスケースなんだけど、そもそもアルミケースのApple Watchと比べるっていうスタートラインが違ってた。
ステンレスモデルのケースだけ(時計だけ)を考えると約8万円位なんだよね。
そこにバンドが革やスポーツ系かによってプラスされていくってわけで、HERMESエディションも同様に「 HERMESの革バンド代金、別途付属のエルメスオレンジのスポーツバンド、アップルケア補償とサポート内容の差分」などを単純に足し算して考えていくとね、概ね1.5万円ほどステンレスモデルと差額があることが分かってきた。
要するにこの1.5万が HERMES付加価値代ってことになる。
もっと言うと、 この1.5万円がAppleとHERMESのダブルネームになった HERMESオレンジの梱包ケース、裏蓋の刻印、Apple Watchの HERMESだけで使用可能なウォッチフェイスの代金ってわけだ。
人によってここをどう取るかなんだけど。

ブルー・ランにエメラルドグリーンのセーターはかなり爽やか系だけど艶っぽくもある

時計なんてものは時間と日付が分かればいいって言う機能派と、さっきも書いたように時計は人の顔たるもので宝飾品でありファッション性の高いものだ派が居て、Apple Watchを買う層はある程度ファッション性は重視してると思うんだけど、時計にこだわりやステータスめいたものを加えたいってなるとApple Watchの中でもステンレスケースやエディションとされたチタンモデル、HERMESモデル購入することになるんだよね。

だからApple WatchのHERMESエディションは”ありの中なのあり”だと思う結論に至り、今回はこれですべてのわだかまりが取れて購入することとした。
特別な記念品だし 笑

ホワイトのセーターにはエトゥープでお育ちの良さを演出 笑

さて、今回ボクが購入したエルメスモデルは、予約が開始されてから1〜2分ほどでバックに放り込んだシンプルトゥールのブルー・ラン バンドとの組み合わせの物となる。
追加で同じくシンプルトゥールのエトゥープ(Appleには置いてなくてエルメス店だけにある)、そしてTwitterでもはしゃいでいたけどApple Watchが到着してセットアップしてからVanMoofを飛ばして銀座に買いに行ったジャンピングシンプルトゥールのオレンジのバンドを購入した。
ジャンピングシンプルトゥールはナイロンファブリック素材になっていて、Appleによると泳いでも大丈夫な耐水性能があるって事で今の手洗い必須の時代を考えるとレザーバンドだけだと何かと不自由なので購入した。


余談だけどエルメス銀座店は結構混んでいて、Apple Watch狙いの人が複数人来られているようで、ボクも電話してから行ったんだけど少し待つ必要があったくらい。
ただ対応はエルメスらしく素晴らしく、色で悩んでたらApple Watchを準備してくれて取っ替え引っ替え付け替えては試させてくれたりしてくれた。エルメスでは一番安価な部類に入る物を購入しに来ただけなのに、こっちが恐縮してしまうような対応はさすがハイブランドだと思った。

土曜日の銀座店
エルメスの銀座で散々迷ったカラーでイエローも着けるとカッコいいんだわこれが笑

バンドそれぞれの印象なんだけど、まぁとにかくレザーもファブリックも使われている色が素晴らしいって事。
ブルー・ランもエトゥープも青色とかグレー色とかってハッキリした色じゃなく(写真にすると正確な色が出ないタイプの色目)、ブルー・ランはブルーグレーに近い色で、分かりやすく表現するとネズミをイラストで描いたらこんな色使われてたりしてんなと思ったし、エトゥープはグレージュに黄色みを足した様なこれまた絶妙な色目になっていて、ブルー・ランがネズミのイラストならエトゥープはサイの色かなと思う 笑
ジャンピングシンプルトゥールのオレンジは、言うまでもなく目に着くエルメスオレンジとベージュ色で織られていて、ナイロン素材って事もあって発色が素晴らしい。
織のデザインとして「H」の文字が何気に表現されているのもくすぐりポイントだろう。

ジャンピングシンプルトゥール オレンジカラーの開封画像も掲載

今回はApple Watch Series7の機能的な話はあんまりできてないので、それは次回にでも。

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