前回新しいMacBook Pro16インチの船出は無事に終わった。と書いてから起こったことについて

MacBook Pro16インチが手元に届いてから画面のデカさやスピーカーの良さなんかに感動してたんだけど、色々使ってる中でメモ帳開いてiCloud同期が終わり新規にちょっと文字打ち試してた時に以下の事象が発生した。

■現象

日本語変換で予測された文字列がカーソルの下に表示されるが、それを選択するときTabキーやスペースキーで文字選択の移動できない。
Tabキーを押すとフォーカスされている部分がオレンジで囲まれて移動するだけで文字列は選択してくれない。
矢印キーだと下側に選択移動が可能。
正常だと例えば、
1．日本語入力で「マック」と打つ。
2．下に「マック」や「MacBook」「MacBook Pro」が予測で出てくる。
3．本来はTabキーやスペースキーで下に移行して Enterキーで確定。

これが本来の姿だと思うんだけど、それがTabキーだと最初の一行目にだけ移行しそれ以降は下に移行せずにフォーカス自体を他の項目に移してしまい文字列が選択、入力できない。
前述のように矢印キーだと下に移行して選択しEnterで確定できる。

■やった事と切り分け

1．アプリとOSの再起動
2．OSを最新に上げる　Monterey→Ventura
3．ソフトウェアキーボード使用
4．同じApple IDログインされた他MacBookで確認
5．別ユーザを作成してログインし確認
6．Apple日本語→Google日本語で確認
（順不同）

もちろんAppleのサポートには相談していて何人かの方に代わって対応していただいたが手に負えず、最終的に交換を希望してそこから約一週間で新しい16インチになった。←今ココ
新しいのは当然問題なく変換動作しているので原因の究明は叶わなかったが個体としての不具合だったんだろうなと思う。

ところで、、、

まぁこればっかは仕方ないし誰の責任でもないわけで運が悪かったと思うしかない。
使用開始が遅れたのは納期が一週間延びた程度には考えるが、初期設定を2回、OSアップデートや切り分け、サポート電話で掛かった丸一日は無駄な時間だったなと思う。
特にAppleのサポート、個々の対応はいつも通り親切丁寧だし良いと思うがバイネームで指定できないので都度何度も説明を繰り返さないといけないのには萎えた。
バイネームにするとユーザ側に待ち時間が発生する事が懸念されるが、それでも今回のように奥深い（結局解決できず交換となった）問題の場合でフロントとバックヤードの3名を超える複数人での対応になってしまう時には待ち時間が発生してでも前回の人に対応してもらいたいと思った。
ボクの普段の仕事ってのがコンシューマ相手ではないがバックで技術者としてサポート対応してる部署に居ることもあってAppleも一つの企業体として考えると今回は気になってしまった。

■新たな問題発生

これで後は16インチを試すだけだと思ってたらiPhoneで写真撮っても写真アプリのマイフォトストリームに写真が入ってこない問題が発生（もちろん他のアップル製品は問題なし）し、これも切り分けで写真Libraryをを新しくしたりしてもNGで、Appleサポートにも電話してみたが最終的にOSを上げてって結論になった。

Mac OSの最新Venturaまで上げるのはUI変わって嫌だったのでMontereyの最新版まで上げる事にしてその方法を聞くとリンク送りますって話になり、そのリンク見ると普通のOSアップデート方法の説明になっていて（そんな事は知ってるし）、話してたMontereyの範囲で最新版へのアップデート方法は掲載されていなかった。

仕方なくシステム環境設定のバージョンアップ項目を見るとその他のアップデートみたいな記述があり、そこから無事Montereyの最新版にアップデートする事ができた。
これならそのまま電話で一言言ってくれれば良いと思うんだけど、今回の人はちょっと対応スキルか経験がなかったのかなと思ってちょっと不満には思った。

肝心のマイフォトストリームだけど、結局のところMontereyをダウンロードしてるうちにポロポロっと入って来て正常に動作する様になったので、これはマイフォトストリームに読み込むトリガーの不安定さが関係してると思う。
なんせ朝イチから8時間以上掛かってやっと同期がされたからね。
ひょっとするとネットワーク切って再接続とかしたら解決したのかも知れないけど今では不明だ。

ってことで、今度こそ、今度こそ新しいMacBook Pro16インチを使えるようになったと思う。
今回はAppleのサポートの体制に対して不満も持ったが、時間は必要だけど丁寧さや親切さは他のサポートでは味わえない体験だと言うのは変わらない。
この良い体験を最高の体験にするためには、できればお金を出してAppleCare+に入るユーザにはバイネームでの対応も検討して欲しい。
これだけだ。